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円高とは何でしょうか?

2010年03月01日

Posted by tuhako7866 at 18:14 │Comments( 0 )
1998年にわずか数日間の間に1ドル135円から
111円にまで円高が進むという事態があったのをご存知でしょうか。
アメリカ系のヘッジファンド最大手であった
LTCMの破綻がきっかけで米国経済に先行き不安が強まり
一気に円の価値が上がり反対にドルの価値が下がったことが
原因だといわれています。

それでは円高とはどういう状態といえるでしょうか。
例えを上げて考えてみたいと思います。
1ドル150円が100円になったとしします。
1ドル150円という事は、アメリカの人からすると
1ドル支払う事で150円分のものを買える事になりますよね。
100円分ものが買えるという事になりますので先ほどより
受け取れる対価が少なくなってくるのです。

これがドルよりも円の価値が高い「円高」という表現が用いられます。

円高状態とはどんな状態かというと
海外の投資家が日本の株に注目するので、
日本の債権や株式の市場の人気が上がってくるのです。
なぜかというと円高が進む事により為替レートの差益で
利益を得る事ができるるようになるからです。
その逆にドル高(円安)になるとアメリカの
債権や株式の市場の人気が出てくるようです。




 
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